無垢フローリングには使えないのでしょうか?
一般的な床暖房は無垢フローリングを傷めるため使用を禁止されておりますが、当社の床暖房「AIR-ほっとなる」は無垢フローリングにもお使いいただくことができます。
お湯で床と空間を暖める「AIR-ほっとなる」は一般的な床暖房よりも床温度が低い上に、お湯の設定温度以上に熱を発生する事がないため、電気式床暖房のように家具の下や座面が過加熱になる事はありません。実際に無垢フローリングにご採用いただいたお客様からも、夢が実現したと大変ご満足いただいております。
冬場のお肌の乾燥や冷え性にお悩みの方には、足元サラサラの無垢フローリングと床暖房の組み合わせがおすすめです。
「AIR-ほっとなる」の耐久性はどれくらいですか?
「AIR-ほっとなる」は開発から30年が経過しておりますが、今のところ配管の腐食や水漏れなどのトラブルはありません。開発当時の配管も点検していますが、内側がつるつるしているますのでまだまだ大丈夫だと思います。
どれくらい長持ちするのか私たちも楽しみです。
通常、温水管に使っている銅管は使い方を間違うと数年で腐食してピンホールなる穴が空いてしまいますが、弊社の暖房システムは腐食しないよう材料を統一し、中を流れる温水(不凍液)にも銅管の腐食を防ぐ工夫がされております。
また、内部構造にグラスウールや発泡剤のようにカビが発生したり経年劣化で変形するような材質も使用しておりませんので、暖房効果が下がることもありませんし、結露などによるカビの発生やニオイの心配もありません。
地震で壊れたりしないのでしょうか?
「AIR-ほっとなる」は内部構造に空間のゆとりがあるため、揺れに強いのも強みのひとつです。東日本大震災においても1棟も故障被害が発生しませんでしたし、これまで1度も地震による不具合は発生しておりません。
内部構造にすき間がない床暖房ユニットの場合は、地震の揺れで構造体に負荷がかかって故障する可能性は考えられます。
畳は床暖房できるんでしょうか?
床暖房用畳を使うことで床暖房できます。畳はコンクリート同様に蓄熱します。この特性をうまく利用していただければ問題はありません。
ヒートポンプとは何ですか?
ヒートポンプとは、電気の力で冷媒(代替フロン)を圧縮する事で熱を発する仕組みです。当社の床暖房の熱源として使用することができます。
ヒートポンプの良いところは、消費電力以上の熱エネルギーを生み出すことができる点で、光熱費を抑えるには最適です。例えば、電気温水器で水を温めるのに電気代が300円かかるところが、ヒートポンプならおよそ100円の電気代で済みます。使い方によってはかなりの省エネが期待できるため、最近ではボイラーの替わりに「ヒートポンプ式給湯器」を導入される世帯が多いです。ガスや灯油を使わない「オール電化住宅」にも欠かせない存在ですね。
もちろん、当社の床暖房「AIR-ほっとなる」は、お湯さえ温められれば熱源機を選びませんので電気式ヒートポンプ以外に、灯油・ガス式のボイラーでも大丈夫です。
リフォームするときに注意することは?
古い住宅にお住まいで、冬の寒さを防ぎたいのであれば、床暖房をご検討される前に「断熱工事」をされる事をお勧めいたします。当社がこんなお話をするのも変ですが、場合によっては断熱工事をしっかり行う事で暖房工事はいらなくなることもあります。「AIR-ほっとなる」は低温水式床暖房ですので、ランニングコスト等も考えれば、ある程度の断熱性能は必要です。
床暖房にするかどうか判断できない場合でも、冬の寒さのお悩み相談をお受けします。断熱工事が得意な工務店様のご紹介や、その他、住まいの改善の提案などもできるかと思います。
工事を依頼するにはどうしたらいいですか?
工務店様経由で問い合わせいただいても、弊社に直接ご連絡して頂いても結構です。
新築の場合は、間取りが確定してからの設計・お見積もりとなりますが、工務店様側との日程調整もありますので、お早めの段階でご相談いただくのが良いかと思います。
ご予算の兼ね合いもありますので、まだ検討段階でご連絡いただくお客様がほとんどです。お客様のご予算第一、無理にはお勧めしませんのでご安心ください。
体感できる施設はありますか?
冬期間であれば、施工実績のページにあります秋田県内の各施設でご体感いただけます。
また、弊社敷地内にシステム研究棟を作り常設展示しております。各所に温度センサーを設置しておりますので温度分布がよくわかります。サーモグラフィによる室内をご覧いただくことも可能です。
ロードヒーティング Q&A
電気代はどれくらいかかりますか?
敷地の広さなど、諸条件によりますが、約10坪の面積であれば、ドライヤー1本分の電力で豪雪地の雪を融かすことができます。
床暖房「AIR-ほっとなる」の技術を応用した融氷雪システムで、ヒートポンプ(前述)を熱源とし、低温水でじんわりとコンクリートを温めますので、一般的な電気式ロードヒーティングよりも経済的です。
一般住宅からコンビニ様のような広範囲の駐車場にもご採用いただいております。
地震で壊れたりしないのでしょうか?
お湯で雪を融かすとなると配管部分の損傷やお湯漏れが気になるかと思いますが、当社の融氷雪システムでは、配管に金属ではない「架橋ポリエチレン」という特殊材質の柔らかいチューブを使用しますので、金属管よりも耐震性、耐衝撃性は非常に高いといえます。 これまで東日本大震災も経験しましたが、地震での故障は1件もございません。
地震もそうですが、ロードヒーティングの場合、敷地内に配送トラックなどの重たい車両が停止したり、荷物の積み下ろしをする事もあり、かなりの重圧がかかる事が日常的にあります。こうした負荷にも耐えられる設計となっております。
工事を依頼するにはどうしたらいいですか?
弊社に直接ご連絡していただいても結構ですし、新築の場合は工務店様経由で問い合わせいただいても結構です。
ご予算の兼ね合いもありますので、まだ検討段階でご連絡いただくお客様がほとんどです。お客様のご予算第一、無理にはお勧めしませんのでご安心ください。